誠実性要件
規則の外で誰の利益を先に置くか
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、規範が求める誠実さの中身が、正直さよりずっと広いことを整理していきますね。
誠実さと完璧さを混同しないための線引きも、あわせて見ていきましょう。
誠実さは、正直であることの言い換えではなく、規則が届かない場面で誰の利益を先に置いたかで測られます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、誠実さは規則の外側でこそ試される、ということなんですね。
この記事で分かること
- 誠実さに欠かせないものと、自分の得より先に置くよう求められる利益
- 完璧さとの混同を避ける線引きと、誠実さを保つ二つのふるまい
- 複数の美徳を束ねさせる型と、絶対語で誠実さを窮屈にする型という問われ方の違い
誠実性要件(CFE-S3-D08-05)
よくある誤解
それだけを示されたら誤りになる記述を、先に並べます。
- 誠実さとは、要するに嘘をつかないことである
- いったん示した判断は、後で誤りに気づいても一貫性のために通すべきである
- 重要な事柄について他人と見解が割れること自体、誠実さを欠く証拠である
一つ目の記述は、正直さという一部分を、全体へ広げてしまった誤りです。二つ目は、面子を守ることと誠実さを取り違えたものですね。
三つ目は、専門職に許された判断の幅を、見ないことにしたものなんです。
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