違法または非倫理的行為
適法は出発点、倫理はその先
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、規範が禁じている三つの方向への関与と、「違法だと気づいていたかどうか」という条件がどこにも置かれていないことを整理していきますね。
「法には触れていないのだから大丈夫でしょう」と言われたとき、どこで線を引くのかを見ていきましょう。
法に触れないことは判断の出発点であって、倫理的に問題がないという結論ではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、適法かどうかは入口で、倫理はその先の質を問う話、ということなんですね。
この記事で分かること
- 規範が禁じている三方向の関与と、知らなかったという弁解が用意されていない理由
- 道徳の判断で最初の手がかりになるものと、個人の価値観を置いてしまう誤り
- 禁止の範囲を狭く読ませる型と、主観の条件を勝手に足す型という問われ方の違い
違法または非倫理的行為(CFE-S3-D08-02)
よくある誤解
それだけを示されたら誤りになる記述を、先に並べます。
- 規範が関与を禁じているのは、違法な行いだけである
- 違法だと本人が気づいていた場合に限って、規範違反になる
- 道徳の判断でまず手がかりにすべき最低限の目安は、それぞれの人の価値観である
一つ目の記述は、禁止の範囲を三分の一に切り詰めた誤りです。二つ目は、規範に書かれていない条件を足した誤りですね。
本人が気づいていたかどうか、という条件です。三つ目は、人によってばらつく物差しを置き換えたものなんです。
社会のみんなで共有された土台の位置へ、個人の価値観を置いてしまいました。
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