Fraud Triangleによる不正リスク対応
圧力を下げる入口は財布・心・扱われ方の三方向
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正のトライアングルを不正リスクへの対応にどう当てはめるのかを見ていきます。
重圧を下げる入口はどこにあり、統制の狙いはどこに置かれるのでしょうか。そこを一緒に押さえていきましょう。
重圧を下げる施策は、金銭のものだけではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、金銭の話でないという理由で対策から外すのは、線の引き方を間違えているということなんですね。
この記事で分かること
- 不正のトライアングルの三つの要素と、重圧の要因が金銭の問題だけではないこと
- 重圧を和らげる手立てが三方向に分かれること、そして統制の狙いは残るリスクを大きく下げることだということ
- この論点で想定される出題型の切り方(範囲の広狭型/事例分類型)
Fraud Triangleによる不正リスク対応(CFE-S3-D07-06)
よくある誤解
単独で出たら誤りになる記述を、先に置きます。
- 不正の動機になる重圧は、金銭の問題だけを指す、とする整理
- 相談しやすい職場をつくることは、不正への対策としては数に入らない、とする説明
- 統制を入れる狙いは、不正リスクを消し去ることだ、という言い方
誤解の一つ目は、重圧の種類を金銭へ狭めています。二つ目の誤解は、心の面へ効く手当てを対策の外へ出しています。
三つ目の誤解は、統制が目指す先の取り違えですね。狙いは、残るリスクを大きく下げることなんです。
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全文が読める見本: マネーロンダリングの三段階、自白獲得面接の手順、不正のトライアングル