不正リスク管理プログラムの目的
防ぐ・見つける・後始末するをどこまで覆うか
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正リスク管理プログラムの目的がどこまで広がるのかを見ていきます。
防ぐ、見つける、後始末する。この三つの局面を、どこまで自社の持ち場として書くのかというお話なんですね。
プログラムの目的は、防ぐ・見つける・後始末するの三つを、方針と手続でどこまで覆うかとして書きます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、目的とは、どこまでを自社の持ち場にするかを書いたものだ、ということですね。
指を三本立てて数えるくせを付けておきましょう。
この記事で分かること
- リスク管理がひと続きの動きをまとめて指す言葉であって、どこか一つの段階の名前ではないこと
- 目的を決める段で並べる三つ(過去の教訓/投資と便益とリスク選好度の釣り合い/自社の文化になじむ言葉)
- この論点で想定される出題型の切り方(範囲の広狭型/定義・目的型)
不正リスク管理プログラムの目的(CFE-S3-D07-03)
よくある誤解
単独で出たら誤りになる記述を、先に置いておきます。
- リスク管理とは、リスクを洗い出す特定の段階だけを指す、とする説明
- リスク管理とは、優先順位を付けて手当てする対応の段階だけを指す、とする整理
- リスク管理とは、手当ての後を見張るモニタリングだけを指す、という言い方
- 不正リスク管理プログラムが受け持つのは、未然に防ぐ局面だけだ、とする説明
- プログラムの目的は、過去に起きた不正事例の検証だけで決まる、とする整理
誤解の初めの三つは、ひと続きの段階から一つだけを切り出しています。その一つを、全体の名前として使っているんですね。
四つ目の誤解は、受け持つ局面を一つに狭めています。五つ目の誤解では、落ちているものがあります。
投資と便益とリスク選好度の釣り合い。そして、組織文化への当てはまりですね。
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