ACFE/COSO不正リスク管理フレームワーク
監督は取締役会、運用は経営者、現場にも持ち場
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正リスク管理の担い手がどう分かれているのかを見ていきます。
取締役会、経営者、専門の部署、そして現場。それぞれの持ち場をはっきりさせていきましょう。
不正リスク管理の責任は全階層に及びますが、監督は取締役会、プログラムを回す第一義の責任は経営者にあります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、誰か一人の仕事ではないけれど、監督と運用は別の手元にある、ということですね。
上流の語が出てきたら視線を取締役会へ上げてみてください。
この記事で分かること
- 監督は取締役会、運用は経営者、気づきと協力は現場という役割の分かれ方
- 取締役会が担う四つの責務と、第一義の責任という言い方の取り違えやすさ
- この論点で想定される出題型の切り方(責任主体・権限型/範囲の広狭型)
ACFE/COSO不正リスク管理フレームワーク(CFE-S3-D07-05)
よくある誤解
単独で出たら誤りになる記述を、先に並べておきます。
- 不正リスクに対応する責任は、統治を担う最上位層だけが負う、とする説明
- 不正への対応は摘発を担う部門の仕事であって、他の部署は関わらない、とする整理
- プログラムを策定し、実施し、監視し、改善する第一義の責任は取締役会にある、という言い方
- 取締役会の責務は、不正リスク管理の活動を監督することだけで足りる、とする説明
- 経営層や専門の部署に属さない従業員には、この取組みでの持ち場がない、とする考え方
誤解の初めの二つは、責任の範囲を縮めています。一つの階層や部署へ寄せてしまっているんですね。
三つ目の誤解は、監督と運用の取り違えです。四つ目の誤解は、取締役会の責務のうち一部だけを切り出しています。
五つ目の誤解は、現場の役割を丸ごと落としているんです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CFE 学習アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で試す今日は決めない方へ: LINEで受け取る(無料)
論点ノートの新着と、CFE試験制度の更新をお届けします。いつでも解除できます。
全文が読める見本: マネーロンダリングの三段階、自白獲得面接の手順、不正のトライアングル
