不正リスク管理とERMの目的

目的達成の力と許すリスクの幅を釣り合わせ続ける

オーディットコア・ハブのアキラです。

この記事では、リスク管理とは何を指す言葉なのか、そしてCOSOが示した全社的リスクマネジメント(ERM)とどうつながるのかを見ていきます。

目的を達成する力と、受け入れてよいリスクの幅。この二つをどう扱うのかが、ここでの中心なんですね。

リスク管理とは、目的を達成する力と、受け入れると決めたリスクの幅を、環境が変わるたびに釣り合わせ直し続ける取組みです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、天秤に載せるのは二つ、そしてその天秤は一度載せたら終わりではない、ということなんですね。

事業もシステムも担当者も入れ替わりますから、そのたびに載せ直し続けるものだと思ってください。

この記事で分かること

不正リスク管理とERMの目的(CFE-S3-D07-01)

よくある誤解

単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきます。

誤解の一つ目は、続ける面が抜けています。まわりが変われば、そのたびに釣り合いを取り直すものなんですね。

二つ目の誤解は、示し方を数値だけに絞った点で言い過ぎです。三つ目の誤解は、狙いそのものの取り違えなんです。

目指す先は、リスクを幅の中に収めること。消し去ることではないんですね。

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この記事を書いた人

第三者委員会報告書を解説するYouTube『監査レンズ』の運営者が、論点ノート・問題・解説を制作しています。
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