不正検査における情報源
内側にしか無い資料か、外からも取れるか
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、不正検査士(つまり、不正を調べる専門家)が使う情報源を、調査対象の組織の内側から出てくるものと、外から取れるものに分けて見ていきましょう。
記録以外の情報源や、人から話を聞くときの線引きもいっしょに押さえていきますよ。
その資料が内側にしか無いのか、外からも取れるのかを先に確かめるんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、内側にしかない記録を待つ間も、外から取れる記録で調査は前へ進む、ということなんですね。
この記事で分かること
- 内側にしかない資料と、外からも取れる資料を、どこで分けるのか
- 記録以外の情報源として、資金情報機関や人から聞く話をどう扱うのか
- この論点が問われる三つの型と、手がかりを丸ごと捨てる記述の外し方
不正検査における情報源(CFE-S2-D07-01)
よくある誤解
まず、それだけを示されたら誤りになる記述を並べておきます。
- 証拠になる書面は、調査対象の組織の内側から出てくるものに限られ、外部からは取れない
- 外部の情報源が役に立つのは、相手の居どころを突き止めるときだけである
- 対象者が引っ越しているなら、以前の住所はもう手がかりにならない
- 情報を寄せてくれる人は、事件に関わっていたかどうかで区別しなくてよい
一つ目の記述は、外から取れる証拠は無いと決めつけています。二つ目の記述は、使い道を絞りすぎです。
三つ目の記述は、過去の住所が持つ起点の役割を消しています。四つ目の記述は、事件に関わっていたかどうかという線引きを落としています。
つまずいた場所が四つとも違うんですね。
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