ソーシャルメディア証拠のプライバシー
本人が鍵をかけた側へ入ったか
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、ソーシャルメディアの投稿をどこまで見てよいのか、その線引きを見ていきましょう。
公開の範囲でできること、そして踏み越えになる手立てまで押さえていきますよ。
見えるかどうかではなく、本人が鍵をかけた側へ入ったかどうかが分かれ目なんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、鍵の開いた投稿までが調べてよい範囲で、鍵の内側に入るには別の権限が要る、ということなんですね。
この記事で分かること
- 公開の設定と非公開の設定で、集めてよい範囲がどう分かれるのか
- 鍵の外側だけでできる調査と、踏み越えになる手立ての違い
- この論点が問われる三つの型と、鍵の外か内かで進める二段の判断
ソーシャルメディア証拠のプライバシー(CFE-S2-D07-06)
よくある誤解
それだけを示されたら誤りになる記述を並べておきます。
- 公開されている投稿でも、見る前に本人へ知らせておかなければならない
- 公開されている投稿を集めるには、裁判所の命令が要る
- 国どうしの取り決めがあるので、この分野の情報収集は一律に許されている
- 表から見えているように思えるなら、友人限定の範囲に入って見ても同じである
一つ目と二つ目の記述は、どちらも公開の状態に要件を足しています。ただし、足しているものが違うんです。
一つ目が足しているのは本人への通知、二つ目が足しているのは司法の手続なんですね。三つ目の記述は、存在しない枠組みを前提に置いています。
四つ目の記述は、公開と非公開の境目そのものを消しています。
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