資産不正流用: 不正支出の手口類型(給与)
給与不正は三つの型に分かれます
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、給与関連の不正支出が三つの型に分かれること、そしてその型を分ける境目がどこにあるのかを見ていきますよ。
給与の不正と聞いて最初に浮かぶのは、タイムカードの数字を多めに書く姿だと思います。でも、時間を盛る型は三つのうちの一つにすぎないんですね。
判断の軸は、給与を受け取る人に勤務の実態があるか、そして偽られたのが給与計算へ入る前の情報なのか支給後の現物なのか、この二点です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、受け取る人が本当に働いているか、そして動いたのが計算に入る前の情報かどうか、この二つで見分けるということですね。
まずはここだけ、頭の真ん中に置いておいてくださいね。
この記事で分かること
- 給与関連の不正支出が三つの型に分かれること、そして給与計算に入る前の情報が偽られたかどうかが境目になること
- 架空の従業員で必須なのは勤務の実態が無いことであって、氏名が現実に存在しないことではないこと
- 事例分類型・範囲の広狭型・条件のすり替え型という三つの出題型の切り方
資産不正流用: 不正支出の手口類型(給与)(CFE-S1-D04-10)
よくある誤解
まず、そのまま単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。
- 給与の不正は、勤務した時間を多めに申告する話に尽きる、という理解
- 架空の従業員は、まったく存在しない氏名でなければ成り立たない、という理解
- 給与小切手を配布の途中で抜き取る行為も、給与の三つの型の仲間だ、という理解
どれも部分的には正しく聞こえますよね。ただ、分かれ目は二つあります。
一つは、給与を受け取る人に勤務の実態があるかどうか。もう一つは、偽られたのが給与計算へ入る前の情報かどうかなんです。
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