不正支出の発見策
残った記録から兆候を拾うのが発見策
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、すでに起きた請求不正を後から炙り出す手続と、その入口になる兆候を見ていきますね。
発見策を問われているのに、思わず承認の仕組みを選んでしまう、という取り違えをなくすのが狙いなんです。
発見策は、すでに残っている記録の中から兆候を拾う手続です。登録の前に止める設計は、そこには並びません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、支払が流れたあとに残った記録から兆候を拾うのが発見で、時点で切ると答えの候補が一気に減る、ということですね。
この記事で分かること
- すでに起きた請求不正を、後から炙り出す手続と兆候
- 同じ登録情報を見ていても、予防と発見のどちらの欄に入るのかの分け方
- 兆候が1つ見つかったあとに、どこまで追って確かめるのか
資産不正流用: 不正支出の発見策(CFE-S1-D04-09)
よくある誤解
この論点でも、その記述だけを出されたら誤りになる書き方を先に並べます。
- 新規の取引先の登録内容を別の担当が事前に承認する体制を、起きた不正を炙り出す手続として挙げる記述
- 領収書の宛名や日付の改ざん痕を点検する手続を、架空の業者による請求を見つける方法とする記述
- 給与台帳に載っている人の実在確認を、請求不正の発見策とする記述
- 兆候が1つ見つかった時点で、不正が確定したとする記述
いま並べた記述が取り違えているのは、次の点です。手続が効く時点。
相手にしているスキーム、つまり不正の型。そして、兆候の強さですね。
どこがずれているのか、1つずつ見ていきましょう。
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