不正防止技法

効くのは罰の重さではなく見つかると思わせること

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正を防ぐ側の仕掛けと、見つける側の手立てを、どちらの働きに当たるのかで整理していきますね。

抑え込む担い手を一つに決めてしまう読み方も、あわせて見ておきましょう。

不正防止でいちばん効くのは、罰の重さではなく、不正は発覚するという認識を組織じゅうに行き渡らせることです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。

ひとことで言えば、統制が防止の力になるのは、不正を働こうとする人が発覚の可能性を感じたときだ、ということなんですね。

この記事で分かること

不正防止技法(CFE-S3-D05-01)

4コマ漫画: 不正防止技法

よくある誤解

はじめに、単独で示されたら誤りになる書き方を並べておきます。

単独で、というのは、ほかの記述と組み合わせずに、その一文だけを示された場合という意味ですよ。

つまずき方は一つずつ違うんです。一つ目は、担い手を一つに決めてしまった取り違えですね。

担い手とは、ここでは圧力をかける側のことですよ。圧力をかける側は企業自身だけではありません。

政府の介入と消費者の行動という残りの担い手が、数えから抜け落ちてしまうんです。

二つ目は、実在する一系統を「最も有効」と最上級で言い切った点が行き過ぎです。三つ目は、対になる語の入れ替えですね。

誤りは執行の側で、正しい対は遵守です。四つ目は、一つの手立ての効き目を片側だけに切り詰めた作りなんです。

つまり、つまずいた場所は一つずつ違うということですね。並んだ記述は、言い過ぎと取り違えを分けて数えてみてください。

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この記事を書いた人

第三者委員会報告書を解説するYouTube『監査レンズ』の運営者が、論点ノート・問題・解説を制作しています。
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