通報制度と内部通報者保護
名乗らずに届く経路があってこそ効きます
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、通報の道がふさがる形と、通報者を守る設計のどこに制度の実力が出るのかを見ていきますね。
受け皿を一本に絞る読み方も、あわせて確かめましょう。
通報制度は、置いた時点ではなく、報復を恐れずに名乗らないまま届く経路が用意された時点で、発見の手段になります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、通報制度の実力は規程の分量では決まらない、ということなんですね。
この記事で分かること
- 発見側の受け皿と、予防側の通報者を守る約束が、それぞれ何を担っているのか
- 通報を増やす向きか、減らす向きかで、並んだ記述を二列に仕分ける読み方
- 条件のすり替え型と範囲の広狭型という、二つの出題パターンの見抜き方
通報制度と内部通報者保護(CFE-S3-D05-02)
よくある誤解
通報制度でも、単独で示されたら誤りになる書き方を先に並べます。
- 通報を受け付けるときは、必ず通報者に氏名を明らかにするよう求めるべきだ
- 不正が起きるのはごく一部の会社に限られると説明し、過度な警戒を促さない
- 報告の受け皿は、直属の上司へ上げる経路が一本あれば足りる
- 通報制度は、規程を整えた時点で不正対策として機能している
理由は項目ごとに違うんです。一つ目は、報復を恐れる人を萎縮させる、つまり縮み上がらせる書き方ですね。
通報そのものを減らす向きに働くので誤りです。二つ目は、不正が起こり得る幅を小さく見せる説明です。
警戒する気持ちと、通報しようという気持ちを同時に削ります。三つ目は、上司が当事者だったときに経路が消えるという抜けですね。
四つ目は、規程(つまり、文書に定めたきまり)があるかどうかと、実際に情報が上がってくるかを取り違えています。
四つの理由は別々ですから、分けて読んでみてください。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CFE 学習アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で試す今日は決めない方へ: LINEで受け取る(無料)
論点ノートの新着と、CFE試験制度の更新をお届けします。いつでも解除できます。
全文が読める見本: マネーロンダリングの三段階、自白獲得面接の手順、不正のトライアングル
