データ収集上の課題
分け目は紙か電子かではなく、行と列の枠です
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、集めるデータを構造化と非構造化に分ける基準を扱いますね。
集めたあとに待っている標準化や不整合の手当ても、あわせて見ていきましょう。
構造化と非構造化を分けるのは、あらかじめ決められた行と列の枠に収まるかどうかであって、紙か電子かではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、分け目は表に収まるかどうかの一つだけ、ということなんですね。
この記事で分かること
- 構造化データと非構造化データの分け目と、それぞれに当たる例
- 複数のシステムに散らばったデータに要る標準化と、不整合への手当て
- この論点で想定される出題の型三つと、その切り方
データ収集上の課題(CFE-S2-D06-02)
よくある誤解
ここでは、単独で示されたら誤りになる記述を先に並べます。
- 電子メールの本文や文書ファイルも、行と列の枠に収まるデータとして扱える。
- 紙をスキャンした画像は、媒体が紙だから構造化データに入る。
- 表計算に収まらないデータには、それ用のもっともらしい分類名がある。
- 会計システムから抜いたデータだけを調べれば、分析としては十分である。
誤りの理由は、それぞれ違います。一つ目の記述は、正反対の性質を持つものを、同じ側に入れた形です。
二つ目の記述は、取り違えですね。媒体と構造という、別の基準を混ぜてしまっています。
三つ目の記述は、分類の基準を言える名前だけが候補になる、という話です。四つ目の記述は、集める範囲を自分から狭めてしまった形なんですよ。
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