証拠収集と保管のベストプラクティス
一枚の証明書ではなく、書き継いだ記録で
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、証拠を手に入れた後の扱いを見ていきますね。
原本にどこまで触れるのか、どう整理するのか、そして誰がいつ持っていたのかをどう書き継ぐのか。
皆さんは、先週受け取った書類を誰から預かったのか、いますぐ答えられるでしょうか。
証拠の管理は、一枚の証明書ではなく、誰がいつ持っていたのかを切らさずに書き継いだ記録で支えるんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、一つの時点を証明するだけの物ではなく、途切れない履歴の記録が要るということですね。
この記事で分かること
- 原本の扱い・整理のしかた・記録という、押さえどころ三つの中身
- 証拠保全の一貫性と備忘録で、何を確かめれば推奨される扱いの側に残れるのか
- この論点で想定される三つの出題の型と、その切り方
証拠収集と保管のベストプラクティス(CFE-S2-D05-02)
よくある誤解
この論点で扱うのは、証拠を手に入れた後の扱いです。手に入れ方そのものは、入手の場面を扱う回(CFE-S2-D05-03)で見ますね。
ここでも、単独で出てきたら誤りになる記述を先に並べます。
- 集めた文書は、まず全部を作成日の順に並べておくのが、収集の段階の整理として推奨される、という記述
- 換金できる有価証券のような物にも、表面へ直接、識別の符号を書き込んでよい、という記述
- 受け取った事実を宣誓した書面にして公証を受ければ、保管の連続性は示せる、という記述
- 受け取ったときに写真や映像を残しておけば、誰が持っていたかの記録の代わりになる、という記述
一つ目の記述は、探しやすさを落とす整理を、推奨される側に置いた誤りです。二つ目は、物そのものを傷めて、証拠の価値を削る扱いですね。
三つ目と四つ目は、少し種類が違います。宣誓した書面も、受け取ったときの写真も、写せるのは一つの時点だけ。
それを、途切れない履歴の代わりに置いてしまった取り違えなんです。外れる理由が別々ですから、分けて覚えるほうが安全ですよ。
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