法的手続への発展可能性
分からないからこそ訴訟に耐える形で
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正検査に着手するときに、なぜその案件が訴訟へ発展し得ると考えて臨むのかを整理しますね。
強い語である「常に」の扱いが分かれ目になりますから、そこを一緒に見ていきましょう。
訴訟になるかどうかが分からないからこそ、最初から訴訟に耐える形で集めておくんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、証拠の集め方は後から作り直せませんから、着手の時点から訴訟に耐える形にしておく、ということなんですね。
まずはこの一文だけ持ち帰ってみてください。
この記事で分かること
- 訴訟に発展し得ると考えて着手する理由
- 「常に」という強い語が、この場面では逆に働くこと
- この論点の問われ方3パターンと、法域が絡むときの読み方
法的手続への発展可能性(CFE-S2-D01-04)
よくある誤解
この論点は、単独で出たら誤りになる記述が三つに整理できます。
- 「常に訴訟を想定せよという言い方は過剰で、社内で収める事案には当てはまらない」
- 「訴訟になるかどうかがはっきりしてから、証拠の扱いを厳しくすれば足りる」
- 「証拠を保全すべき時点は、どこであっても訴えが起こされた後である」
一つ目の記述は、「常に」という強い語を見た反射だけで切ってしまっています。
二つ目の記述は、調査を始める時点では結論が分からないという前提を落としています。
三つ目の記述は、法域によって分かれる事柄を、一つの原則のように言い切っているんですね。
外れる理由が三つとも別ですから、切り方も三通り持っておきましょう。
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