調達不正の構成要素
入札は四つの段階で仕分けます
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、競争入札の手続を構成する四つの段階と、それぞれの段階に固有の活動を整理していきます。
同じ活動でも、組織の中の話なのか外へ出した後の話なのかで見え方が変わるところなんですよ。
同じ行為でも、それが組織の中の決定なのか、外へ出した後の対応なのかで、疑う相手も見るべき記録も変わります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、中で決めるのか外へ出した後かで、疑う相手も記録も変わるということなんですね。
この記事で分かること
- 競争入札の四つの段階と、それぞれに固有の活動
- 段階そのものは中立で、歪めた瞬間に不正になるという見方
- 手続の順序型・条件のすり替え型・事例分類型という三つの出題型の切り方
調達不正の構成要素(CFE-S1-D20-01)
よくある誤解
先に、それだけを示されたら誤りになる記述を並べておきます。
- 在庫の管理も、競争入札の手続を構成する段階の一つである
- 入札仕様書の中身を固めた時点で、もう応札を募る段階に入っている
- 落札者を選ぶ物差しを決めるのは、提出物を見比べる審査の場面である
- 検収と支払は契約の外側の事務であり、段階の区分には関わらない
誤解の一つ目は、手続の外にある仕事を段階の中へ入れてしまった取り違えです。二つ目と三つ目の誤解は、時点の読み違えなんですね。
何をしたかではなく、いつしたかを取り違えています。四つ目の誤解は、段階に含まれる活動そのものの見落としです。
ここで土台がずれると、落札前の手口の回(CFE-S1-D20-02)から先の話も全部ずれていきますよ。
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