資産不正流用 不正支出の予防策(小切手と電子決済)
手当ては局面ごとに置いていく
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、小切手と電子決済まわりで支払を起こさせないための手当てを見ていきますね。
発送の前、銀行の側、照合の後。この三つの局面が、互いの代わりにならないという話なんです。
判断の軸は、その手当てがどの局面に効くのかを言えるか、そして実行する人と確かめる人が分かれているかなんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、正しい部品を一つ持ってきても全体は覆えない、ということですね。
銀行の側の備えを入れても、社内で抜かれる段階の弱さは埋まらないんですよ。
この記事で分かること
- 発送の前、銀行の側、照合の後という三つの局面に、どんな手当てが並ぶのか
- 紙を通さない支払で、どの三役を別々の人に分けるのか
- この論点が、半分正しい複合記述型、条件のすり替え型、予防策・発見策の入れ替え型と、それぞれどう相性がよいと想定されるのか
資産不正流用: 不正支出の予防策(小切手と電子決済)(CFE-S1-D04-05)
よくある誤解
単独で示されたら誤りになる記述を、先に置きます。
- 署名を終えた小切手をすぐ送り出す運用を入れておけば、小切手の改ざんは防げる
- 銀行が用意する照合の仕組みを一つ契約しておけば、それで手当てとしては足りる
- 残高の照合を署名の権限者から切り離しておけば、それで手当てとしては足りる
- 効率を考えれば、当座の残高照合は小切手へ署名する担当者が兼ねるのが望ましい
上の三つは、どれも有効な手当てなんです。ところが、単独で足りると言い切ってしまいました。
その瞬間に、別の局面の弱さが空いたままになりますよね。四つ目は、効率という言葉で兼務を通そうとする形です。
つまり、正しい部品を一つ持ってきて、全体を覆えるかのように見せている記述なんですね。
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