資産不正流用 不正支出の予防策(レジからの支出)
触る人と数えて確かめる人を分ける
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、レジからの支出を起こさせないための手当て、つまり予防策のほうを見ていきますね。
閉店後の精査表づくりを誰に任せるのか、そこが分かれ目になるんです。
判断の軸は、現金に触れる人と、その現金を数えて確かめる人が、別々の担当になっているかなんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、実行する働きと確かめる働きを切り離す、という職務分掌の考え方ですね。
記録が残ることと、その記録を誰かが見ていることは別の話なんですよ。
この記事で分かること
- 精査表づくりと現金の突き合わせを、なぜレジに立った本人から離すのか
- 暗証コードや暗証キーの持ち手が、どこから踏み越えになるのか
- この論点が、予防策・発見策の入れ替え型、絶対語・保証型、責任主体・権限型と、それぞれどう相性がよいと想定されるのか
資産不正流用: 不正支出の予防策(レジからの支出)(CFE-S1-D04-02)
よくある誤解
ここでも、単独で示されたら誤りになる記述から入りましょう。
- 取消の操作はシステムへ記録されるのだから、本人が自分の取引を取り消せても隠ぺいが容易になることはない
- 現金の集計と照合は、いちばん現場を分かっているレジ担当者本人に任せるのが効率的である
どちらも、記録や効率という言葉の響きに引っ張られる形ですね。正しそうな要素が、一つ混じっているんです。
つまり、その一点があるせいで、そのまま受け取ってしまいやすい記述なんですね。
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