資産不正流用 不正支出の手口類型(小切手と電子決済)
偽られた欄はどこかで型が分かれる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、会社が使う小切手そのものに手を加える型と、紙を通さない支払で起こる型を整理していきますね。
署名の偽造、裏書の偽造、受取人の改ざん。名前の似た型を、どこで見分けるかという話なんです。
判断の軸は、会社の支出小切手が使われたかと、偽られたのがどの欄かの二点なんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、肩書きや人物ではなく、券面のどの欄に手が入ったかで型が決まるということですね。
表の名前なのか、裏のサインなのか、振出人欄の署名なのか。そこを先に見にいくんですよ。
この記事で分かること
- 小切手の改ざんの四つの分類が、どこで分かれるのか
- 紙を通さない支払で、権限の濫用がどの型と性格が近いのか
- この論点が、事例分類型、階層すり替え型、責任主体・権限型と、それぞれどう相性がよいと想定されるのか
資産不正流用: 不正支出の手口類型(小切手と電子決済)(CFE-S1-D04-04)
よくある誤解
ここでも、単独で示されたら誤りになる記述から入りましょう。
- 小切手の改ざんに当たるのは、振出人欄の署名を偽って会社名義の小切手を勝手に発行する型だけである
- 小切手の改ざんに当たるのは、発行済みの小切手を奪って裏書を偽り換金する型だけである
- 小切手の改ざんに当たるのは、できあがった小切手の受取人欄を自分の氏名へ書き換える型だけである
- 発行済みの小切手を奪い、受取人になりすまして裏書を偽る行為は、振出人の署名偽造の説明である
上の三つは、挙げられた型そのものは小切手の改ざんに入っているんです。ところが「だけ」で締めたせいで、隣に並ぶ型が落ちてしまいます。
四つ目は、偽られた欄が違うのに同じ名前を当てた形ですね。つまり、どの欄に手を入れたのかを取り違えると、名前だけがすり替わるんです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、CFE 学習アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で試す今日は決めない方へ: LINEで受け取る(無料)
論点ノートの新着と、CFE試験制度の更新をお届けします。いつでも解除できます。
全文が読める見本: マネーロンダリングの三段階、自白獲得面接の手順、不正のトライアングル
