税額計算
枠を分け合ってから当てる、という順序
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、通算法人にどの税率が当たるのか、そして軽減税率の枠をグループでどう分け合うのかを、数値例といっしょに追っていきましょう。
軽減の枠は自社で丸ごと使わず、グループ全体に対する自社の所得の比で分け合ってから当てる
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、分けるのが先で、税率を当てるのは後なんですね。
この順序さえ崩さなければ、満額で計算した金額も、均等に割って作った金額も、その場で外せますよ。
この記事で分かること
- 通算法人に適用される税率と、軽減税率の枠の配り方
- 軽減対象所得金額の出し方と、枠までの部分・それを超える部分への税率の当て方
- 防衛特別法人税が、法人税額を求める手順に混ぜ込まず別に計算する税であること
軽減税率の枠はどう分け合うか(税額計算と税額控除の調整)(TX-04-f)
よくある誤解
単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきます(いずれも2026年4月1日現在の制度を前提とします)。
- 通算法人にも中小法人向けの15%の軽減税率がそのまま当てはまり、税率が切り替わることはない
- 軽減税率の枠となる年800万円は、通算グループの各社がそれぞれ満額を使える
- 年800万円は、通算グループの会社数で均等に割ってから各社へ配る
1つ目の記述は、改正前の扱いの持ち込みです。2つ目と3つ目の記述は、枠の配り方のすり替えですね。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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