加入離脱と投資簿価修正
合わせる先は簿価純資産価額
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、子会社がグループに入るとき・出るときの調整を見ていきますね。
具体的には、グループ内部でやり取りした資産の譲渡損益を繰り延べる扱いと、離脱の直前に行う投資簿価修正の2つなんです。
投資簿価修正は、簿価純資産価額に合わせ、上乗せ分(のれん相当額)は引かずに足す
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、合わせる先は買収したときに払った金額ではなく、その子会社の帳簿上の中身なんですね。
上乗せ分は差し引く側ではなく加える側だと、方向まで押さえておきましょう。
この記事で分かること
- グループ内部でやり取りした資産の譲渡損益が、いつ計上されることになるのか
- 離脱時に子会社株式の帳簿価額をどこへ合わせるか
- 買収時の上乗せ分(のれん相当額)を、どちら向きに扱うのか
子会社が入るとき・出るときの調整(繰延べと投資簿価修正)(TX-04-c)
よくある誤解
それだけを取り出して示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- グループ内部で資産をやり取りして生じた損益は、譲渡した時点でただちに課税される
- 投資簿価修正は、子会社が加入する直前に子会社株式の帳簿価額を簿価純資産価額へ合わせる調整である
- 投資簿価修正では、離脱直前の帳簿価額を、買収時に支払った当初の取得原価へ戻す
上の箇条書きの1つ目は課税の時点のすり替えです。2つ目は加入と離脱の取り違え、3つ目は起点に置く金額の取り違えなんですね。
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