申告データの収集統制
当初の数値は動かせないから、先に枠組み
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、グループ通算制度で申告に使う数値をどう集めるのか、そして集めた数値があとから動かせないのはなぜかを見ていきますね。
各社がそれぞれ申告するという建付けと、遮断措置という仕組みが、そのまま集め方を決めているんです。
通算のデータは、あとで直す前提ではなく、損益通算などの調整計算の数値が当初の値で固定される前提で集める
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、あとから直しても他の会社へは伝わらないので、最初に集める資料の重みがぐっと上がる、ということなんですね。
だからこそ、提出期限と担当責任者を先に決めてから集めにいくんですよ。
この記事で分かること
- 各社が個別に申告する建付けと、当初申告の数値を動かさない遮断措置
- 損益通算で欠損額を何を基準に割り振るのか
- 数値を集める側が先に決めておくこと(提出期限と担当責任者)
通算申告のデータをどう集めるか(遮断措置と収集統制)(TX-04-b)
よくある誤解
それだけを取り出して示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 後から修正や更正の事由が生じれば他の通算法人へ自由に反映して直せるので、当初の資料の正確さはそれほど問われない
- 欠損法人の欠損額は、所得のある法人へ会社の数で均等に割り振る
- 通算グループでは親法人が全社の所得を合算し、1通の申告書でまとめて申告する
上の箇条書きの1つ目は仕組みの誤解、2つ目は配分の基準のすり替えです。3つ目は、改正前の連結納税制度の姿を現行の制度に当てはめた記述なんですね。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
この論点の解説・「この論点はこう問われる」(出題の類型)・「試験テクニック」(解答の手順)・「覚え方」は、FASS 学習アプリの有料プランでお読みいただけます。
同じ論点の演習問題へそのまま進めます。
無料10問を試す(登録不要) 5日間無料で試す今日は決めない方へ: LINEで受け取る(無料)
論点ノートの新着と、FASS検定の更新情報をお届けします。いつでも解除できます。
全文が読める見本: 資本的支出と修繕費、引当金、減損はいつ、どの物差しで判定するか、保存要件