一時差異の識別と分類
戻る差か、戻らない差か
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、会計と税務のずれを、いつか解消する一時差異と、解消しない永久差異のどちらに落とすのかを見ていきますね。
同じ「限度超過」という言葉で呼ばれていても、扱いが正反対に分かれる場面があるんです。
同じ限度超過でも、貸倒引当金は将来戻る一時差異、交際費は戻らない永久差異
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、語の見た目ではなく、あとで解消して逆向きに効く場面があるかどうかで分かれるということなんですね。
この記事で分かること
- 一時差異と永久差異の分かれ目と、永久差異の代表項目
- 将来減算・将来加算という向きの決め方
- 突合・抽出・判定という作業の順序
一時差異と永久差異をどこで分けるか(TX-01-b)
よくある誤解
ここから並べるのは、どれもそのままでは誤りになる記述です。先に見ておきましょうね。
- 交際費の損金算入限度超過額も、いつかは戻る差なので将来減算一時差異として扱う
- 「限度超過」と名の付く項目は、どれも同じ性質の差とみてよい
- 会計と税務で金額がずれた項目は、ずれている以上すべて税効果会計の対象になる
上に並べた誤解は、3つとも区分の混同なんですね。金額がずれているという事実までは、どれも同じです。
ところが、あとで解消する場面があるかどうかで、扱いは正反対に分かれます。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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