実行時の会計処理
額が先で、科目が次
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、融資が実行されて資金が入ったときに、何を確かめて、どんな順で帳簿に載せるのかを見ていきますね。
短期か長期かの判定は、照合で額が固まった後に置く、額が先で、科目が次
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、金額の照合を先に置き、短期か長期かの科目選択を後に置く、ということなんですね。
この記事で分かること
- 借入実行時に「照合・区分・承認」を並べる順序と、その理由
- 増えた資産と生じた義務を、借方と貸方のどちらに置くか
- 権限を持つ者の承認が、帳簿に載せる前に置かれる理由
借入を実行したとき、何を確かめて計上するか(TR-06-d)
よくある誤解
- 借入れの仕訳は、借入金を借方に、預金を貸方に置いて起こす
- 返済に数年かかる借入れであっても、実行した期の資金繰りに使うなら短期借入金として計上してよい
- 計上する金額は、入金明細を確かめるまでもなく、契約時に予定していた金額で起票してよい
- 借入金の仕訳は担当者の判断だけで確定させ、権限を持つ者の承認は要らない
上に並べた誤りの1つ目は、貸借の向き(借方と貸方の左右)の逆転です。
2つ目は区分の取り違え、3つ目は照合(数字どうしを見比べて確かめること)の省略ですね。4つ目は、承認を外して統制を弱める記述です。
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全文が読める見本: 資本的支出と修繕費、引当金、減損はいつ、どの物差しで判定するか、保存要件