契約内容の確認と承認
条項の主語を確かめ、締結は最後に
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、借入れの契約を結ぶまでに何を確認するのか、そして期限の利益・期限の利益喪失条項・財務制限条項が誰の何を左右するのかを見ていきますね。
借入契約の締結は、条項の内容確認から法務と経理の確認までを終えたうえで、最後に置く
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、条項の中身を読む工程が先にあり、契約を結ぶ行為は手順の末尾から動かない、ということなんですね。
この記事で分かること
- 期限の利益・期限の利益喪失条項・財務制限条項が誰の何を左右するか
- 借用書と金銭消費貸借契約書の、書面の作り方の違い
- 内容の確認・法務経理の確認・権限を持つ者の承認と締結が並ぶ順序
借入契約は何を確認して、いつ結ぶか(TR-06-c)
よくある誤解
- 期限の利益とは、返済期限が来るまで取立てを待つという貸主の側の権利である
- 財務制限条項は返済方法の一種であり、そこに触れても借入契約の上では何も起こらない
- 期限の利益喪失条項に書かれた事由に当てはまっても、借主が期限の利益を失うことはない
- 借用書とは、貸主と借主の双方が署名押印して取り交わす書面のことである
上に並べた誤りの1つ目は、権利の持ち主の取り違えです。2つ目は定義と効果の両方の取り違え、3つ目は条項の意味の打ち消しですね。
4つ目は、2種類の書面の入れ替えです。
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