グループ貸付
税務は強制適用、連結は消去
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、同じグループの会社へお金を貸したときに何が変わるのかを見ていきますね。
身内どうしの融通に見えても、税務と連結では別々の目で見られるんです。
グループ内の無利息の貸付は、問題なしではなく、本来あるべき金利との差額が寄附金とみなされうる
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、同じ取引を税務では強制適用の枠組みで、連結では内部取引の消去で見分ける、ということなんですね。
この記事で分かること
- グループ会社への低利・無利息貸付が、税務と連結でどう見られるか
- グループ法人税制が及ぶ資本関係の範囲と、選べる制度ではないということ
- グループ内の貸付金と借入金を相殺消去するという、連結側の扱い
グループ会社への貸付は何が違うか(TR-05-h)
よくある誤解
- グループの中の貸付なら、無利息でも市場より低い金利でも税務上の問題は起きない
- グループ法人税制は使うかどうかを納税者が選べるもので、届出を出せば適用を外せる
- 資本関係が100%に届かないグループ会社どうしにも、この税制は強制的に及ぶ
- 融資の枠内で実行するときは、社内のチェックと承認をまとめて省いてよい
はじめの3つは、適用の範囲と強制力の取り違えです。最後は「簡略化」を「省略」に読み替えた記述ですよ。
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