支払計上
承認は起票した本人には置けない
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、振込を実行したあとの計上について、承認をどこに置くのかを見ていきます。
伝票を起こしたところで終わりにしない、というのがこの論点なんですね。
承認は、伝票を起票して振込データと突き合わせた後ろにしか置けない
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、照らす相手である振込データと、起票者以外という承認する主体、この2つがそろって初めて統制になる、ということですね。
この記事で分かること
- 起票・突合・承認という3つの工程の前後関係が動かない理由
- 起票した本人が自分で承認すると、何が抜け落ちてしまうのか
- 仮払金をそのつど精算する理由と、決算へまとめたときの落とし穴
支払を計上するとき、承認はどこに置くか(TR-01-d)
よくある誤解
- 振込データをもとに伝票を起こした時点で計上は終わり、明細と伝票を照らすところまでは要らない
- 仮払金で処理した支出は、そのつど振り替えず、決算の時期にまとめて整理すれば足りる
- 伝票を起こした担当者が自ら内容を点検し、そのまま自分で計上を承認してよい
1つ目の記述は、照らし合わせを省いています。2つ目の記述は、精算を先送りしています。
3つ目の記述は、自分で自分を承認しています。3つとも、手続の形は残したまま牽制だけを抜き取っているんですね。
牽制とは、つまり、たがいに見張り合ってミスや不正を防ぐ働きのことです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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