決算短信
根拠は法律ではなく取引所のルール
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、上場会社が決算の内容をまとめて公表する決算短信を取り上げて、その作成を求めているのが誰なのか、そして開示の期限の数字をどう読むのかを整理していきますね。
決算短信の根拠は、法律の条文ではなく、証券取引所の適時開示ルール
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、決算短信の公表を求めているのは法律の条文ではなく、上場先の証券取引所だ、ということですね。
ここを先に決めておくと、開示の時期の数字が制度をまたいで混ざることもなくなりますよ。
この記事で分かること
- 決算短信を求めているのが法律の条文か取引所のルールかで仕分ける方法
- 開示の時期の数字を、制度の名前とセットにして読む理由
- 「主体・手続」「時点」「範囲」のすり替えで作られる誤りの見抜き方
決算短信は何を根拠に、いつまでに出すのか(CL-04-a)
よくある誤解
次の3つの記述は、それだけで出されたら誤りになるものです。先に並べておきますね。
- 取引所の規則とは無関係に、金融商品取引法の条文が決算短信の作成を直接に義務づけている
- 四半期の決算内容は、いまも法定の四半期報告書を提出して開示しなければならない
- 決算短信も会社法の計算書類の一つに数えられ、定時株主総会で承認されて確定する
3つとも、根拠となる制度の取り違えです。上場会社の決算発表を、外から眺めてみてください。
法律で決められた手続が、一続きに動いているように見えますよね。ところが、開示物ごとに、その開示を求めている主体は違います。
つまり、よくある誤解として並べた記述は、単独で出たらいずれも誤りなんですね。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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