仕入値引・仕入割戻・仕入割引をどこへ置くか
分かれ目は減額の原因の側にある
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、仕入代金が後から減る場面を、仕入値引・仕入割戻・仕入割引の三つに分けて、それぞれをどこへ置くのかを見ていきますね。
名前がよく似た三つですが、減額の原因が違うんです。
早く払って得た割引は営業外収益、仕入値引と仕入割戻は仕入の控除
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、原因が仕入取引なら仕入の控除、原因が支払の早さなら営業外収益ということなんですね。
計上時期も一律ではないので、あわせて確かめてみましょう。
この記事で分かること
- 仕入値引・仕入割戻・仕入割引の区分と、計上時期の違い
- 減額の原因によって、置き場所が仕入の控除と営業外収益に分かれること
- 割引を受けたときの割引額の求め方と、買掛金をいくら消すか
仕入値引・仕入割戻・仕入割引をどこへ置くか(AS-02-h)
よくある誤解
- 仕入割戻は、契約の定めがどうであっても、購入した年度に計上する
- 早く支払ったことで受け取った割引額は、仕入高から直接差し引いて売上原価の計算に含める
- 割引を受けたときは、買掛金を割引後の金額だけ減らせばよい
上の1つ目の記述は、計上時期を一律に固めたものです。2つ目は区分の取り違え、3つ目は消し込む金額の取り違えなんですね。
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