プロセス・マッピング
図は手段、目的は非効率と統制の発見
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、業務の流れを図にするプロセス・マッピングが、何のために行われるのかを見ていきますね。
プロセス・マッピングの目的は業務の流れを可視化して非効率や改善機会、統制の在りかを特定することにあり、図の作成は手段にすぎません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、きれいな図が完成しても、それだけでは足りません。
そこから何も見つからなければ、この手法を使った意味がないということなんですね。
この記事で分かること
- プロセス・マッピングの目的と、図に載せる4つの要素
- 内部監査人が担う範囲と、改善を実行して所有する側
- この論点に現れる4つの出題型と、その切り分け方
プロセス・マッピングは、何のために業務を図にするのか(P1-A-06-g)
よくある誤解
業務の流れを図にする手法について、単独で提示されたら誤りになる記述を先に並べておきますね。
- 同業他社の優れた業績と比べて改善機会を測るベンチマーキングのことだとすること
- 業務担当者自身がリスクと統制の有効性を評価するCSAのことだとすること
- 買収に先立って対象企業の財務や法的リスクを詳しく調べるデュー・ディリジェンスのことだとすること
- 図を描き上げること自体が目的で、きれいな図ができれば業務は完了だとすること
前の三つは、いずれも改善や評価に関わる活動です。ですから、まとめて頭に入れていると混ざります。
四つ目は、実務でも起きやすい取り違えですね。手段が、いつのまにか目的にすり替わってしまう現象なんです。
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