内部統制評価とCSAの目的
主目的は現場の当事者意識を高めること
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事で扱うのは、内部統制の評価です。
なかでもコントロール自己評価、略してCSAが何のために行われるのかを見ていきますね。
CSAの主な目的は、業務担当者が自ら評価することでオーナーシップと責任感を高めることであり、不備の網羅的な発見や監査の効率化、外部への保証提供は主目的ではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、統制を「監査されるもの」ではなく「自分たちが担うもの」として捉え直してもらうことなんですね。
この記事で分かること
- CSAプログラムの主な目的と、目的ではなく効果にあたるものの見分け方
- 助言のあとに実行まで引き受けると起きる、自己レビューの脅威
- この論点に現れる4つの出題型と、その切り分け方
内部統制評価で、コントロール自己評価は何のために行うのか(P1-A-06-f)
よくある誤解
CSAプログラムを実施する主な目的として、単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 組織内のすべての統制の不備を識別して、是正すること
- 内部監査部門が統制のテストに要する時間を削減すること
- 外部監査人に対して、統制の有効性についての保証を提供すること
- 内部監査人が改善策を決めて、その実行まで引き受けること
一つ目は理想として立派すぎ、二つ目は起こりうるけれど主目的ではなく、三つ目はそもそも相手が違います。四つ目は、実施後の場面でよく現れる踏み越えですね。
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