データ・プライバシー
事前の依頼ベースの相談は助言
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事で扱うのは、導入を検討している新システムのデータ・プライバシーです。
内部監査人が助言を求められた活動が、どの業務に分類されるのかを見ていきますね。
分類を決めるのは扱うテーマではなく、依頼ベースの事前の相談か、独立した立場からの事後の評価と結論表明か、という業務の形です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、決め手になるのはテーマでも重要度でもなく、依頼の形と時点だということなんですね。
この記事で分かること
- 導入前の助言がアドバイザリー業務に分類される理由と、アシュアランス業務との違い
- 個人データの一生に沿って見る、集める・使う・保つ・捨てるの各段階の統制
- この論点に現れる4つの出題型と、その切り分け方
データ・プライバシーの助言は、どの業務に分類されるのか(P1-A-06-d)
よくある誤解
導入を検討している新システムのデータ・プライバシーリスクについて、内部監査人が助言を求められた活動です。
データ・プライバシーとは、ひとことで言えば、個人情報の守り方のこと。その活動の分類として、単独で提示されたら誤りになる記述を先に並べておきますね。
- アシュアランス業務に分類されるとすること
- 財務監査業務に分類されるとすること
- 不正調査業務に分類されるとすること
- 助言を求められた監査人が、そのシステムを導入するかどうかを決めてよいとすること
分類を問われると、扱っているテーマの重さで選びたくなるんですよね。個人情報が絡むと重大な話に見えるので、つい保証を伴う業務のほうへ手が伸びます。
ところが、分類を決めるのはテーマの重さではないんです。
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