内部・外部・政府監査人の区別
立ち位置と差出先で見分けましょう
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、内部監査人・外部監査人・政府の会計検査という三つの立場を並べ直して、それぞれがどこに立ち、誰に向けて何を差し出すのかを見ていきます。
監査人と名の付く立場が三つも出てくると、責任の線がどこにあるのか見えにくくなりますよね。
どこに立ち、誰に向けて何を差し出すのかで、監査人の種類は決まるんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、仕事の細かな中身をたどるより、立ち位置と差出先の二つを押さえるほうが速い、ということなんですね。
まずはここを声に出して読んでみてください。
この記事で分かること
- 内部監査人・外部監査人・政府の会計検査が、それぞれどこに立ち、誰に向けて何を差し出す立場なのか
- 監督する働きと、保証する働きがどこで分かれるのか
- この論点で想定される出題の型三つと、その見分け方
内部・外部・政府監査人の区別(CFE-S3-D04-01)
よくある誤解
はじめに、単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。つまり、その文だけを取り出して読むと誤りになる書き方のことなんですね。
- 社内の統制や業務を内側から点検する内部監査人が、社外に向けて財務諸表の適正さを裏書きする役回りだ、という説明
- 市場や監査人を監督する立場の証券規制当局が、個々の会社の財務諸表そのものに意見を付ける、という説明
- 会社の舵取りを預かる取締役会が、社外の第三者として財務諸表を保証する、という説明
どれも、それらしく読めてしまいますよね。ただ、つまずいている場所は別々なんです。
上に挙げた一つ目の説明は、組織の内と外という立ち位置を取り違えています。二つ目の説明は、監督する働きと保証する働きを混同しているんですね。
三つ目の説明は、財務諸表を作る側と保証する側を入れ替えています。つまり、その文だけで出てきたときは、どれも誤りとして扱われる書き方なんです。
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