面接プロセスの方法論
広く聞いてから絞って確かめる
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、面接の進め方そのものを扱います。
質問は何種類に分かれるのか、導入で何をするのか、そして相手の側にどんな心理的な壁が働くのか。順に見ていきましょう。
面接の方法論は、場を整えてから広く聞き、絞って確かめ、平常時の反応と見比べるという順序で動いています。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、全体像から細部へ、開いた質問から具体的な確認へ、という向きで進むということなんですね。
この記事で分かること
- 面接の質問5種類と、日常的な面接で使う3種類、そして導入のための質問の四つの目的
- ラポール、儀礼的な会話、阻害要因と促進要因といった用語の見分け方と、平常時の反応という基準
- 出題の3類型(用語の見分け型・造語まぎれ型・手続の順序型)と、主体と対象で仕分ける手順
面接プロセスの方法論(CFE-S2-D09-04)
よくある誤解
面接の進め方について、単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきます。
- 面接の冒頭で交わす挨拶のやり取りは、相手の気持ちが表に出たものだから感情表出的会話として扱う
- 冒頭の挨拶は緊張がほぐれていく場面なので、カタルシス的会話にあたる
- 出来事の順序や時期の記憶違いは、帰納や演繹の誤りから生じる推論による混乱である
- 情報の流れを妨げる心理的な壁は、促進要因と呼ばれる
- 誘導質問は不適切な質問なので、情報収集のための質問の類型には入らない
- 一つの仕草が見えたら、それだけで相手が偽っていると結論づけてよい
一つ目と二つ目の記述は、判断の物差しの取り違えなんですね。挨拶をどう分類するかは、話し手の感情がどう動いたかでは決まりません。
中身よりも、関係を和やかに保つために出る言葉かどうかで決まるんです。三つ目の記述は原因の取り違えですね。
順序や時期の記憶違いは、時系列の混乱という別の名前で呼ばれます。四つ目の記述は、正反対の語を当てた形です。
五つ目の記述は価値判断と分類の混同、六つ目の記述は一つのサインだけでの断定なんです。
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