面接計画プロセス
会う順序は外側から内側へ
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正調査の面接を始める前に決めておくことを扱います。
何を明らかにするための面接なのか、誰から順に会うのか、どこで話すのか。口を開く前の設計の話だと思ってください。
面接の計画は、目的を先に決め、外側の関係者から内側へ順に会い、相手が落ち着いて話せる場を用意するところまでで一組です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、目的・順序・場所を先に決めてから会いにいく、ということなんですね。
この記事で分かること
- 面接の計画で先に決めること(目的・順序・場所・時期)と、そこへ織り込む法的な制約
- 面接のやり方に枠をはめる根拠がどこから来るのか、踏み越えになるのはどんな行為か
- 出題の3類型(手続の順序型・条件のすり替え型・まとめて言い表した記述を答えに据える型)と、外して残す手順
面接計画プロセス(CFE-S2-D09-01)
よくある誤解
面接の計画について、単独で提示されたら誤りになる記述を、先に並べておきます。
- 面接は、疑いの中心にいる人物から先に会い、そこから周辺の関係者へ広げていくのが通常の原則である
- 相手が動揺して本音をこぼすように、落ち着かない場所をあえて面接場所に選ぶ
- 尋ねることをすべて書き出した詳細なリストを作り、その順序どおりに進める
- 進め方を柔軟に保つため、面接の目的は定めずに臨む
- 予告なしに訪ねる抜き打ちの面接は、協力的で友好的な相手にこそ向いている
- 面接のやり方に枠をはめるのは、財産や信認の関係を規律する法分野である
つまずいている場所は、項目ごとに違うんです。一つ目の記述(中心人物から先に会う)は、会う順序が逆を向いています。
二つ目と四つ目の記述(落ち着かない場所・目的を定めない)は、計画の土台を崩しています。安心して話せる場と、はっきりした目的。
この二つを、それぞれ別の方向から崩す形なんですね。三つ目の記述(リストの順序どおり)は、決めたとおりにしか進めない硬い運用です。
話の流れに応じて掘り下げる余地を、自分でつぶしてしまいます。
五つ目の記述(抜き打ちは友好的な相手向き)は、抜き打ちという手法の目的を取り違えた形ですね。
六つ目の記述(財産や信認の法分野)は法分野の畑違い、つまり別の分野の法律を持ち出した形なんです。
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