不正取引に関連する資産追跡プロセス

稼ぎと暮らしの物差しを作ってから絞る

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、不正の疑いでお金の行方をたどるとき、どんな順番で手をつけるのかを扱います。

手元に何もない状態から、どうやって的を絞っていくのかを一緒に見ていきましょう。

追跡の的が絞れるのは、対象者の稼ぎと使い方の目盛りができてからです。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、記録を追いかける前に、相手の収入と暮らしぶりから人物像を組み立てておく、ということなんですね。

この記事で分かること

不正取引に関連する資産追跡プロセス(CFE-S2-D08-02)

よくある誤解

まずは、それ一つだけを示されたら誤りになる記述から並べます。

初めの三つの記述は、外れ方がそれぞれ違います。報告と研修は、組織としての事件対応ですね。

保管の連鎖の記録は、成果を後で使うための管理です。提訴は訴訟の実務、つまり裁判を起こす手続です。

三つとも、追跡の前後にそれぞれ別の顔で並んでいるんです。四つ目の記述だけは、種類が違います。

語そのものの取り違えなんですね。照会は、情報を問い合わせる一般の調査行為です。

データの複製にかかわる分析は、データの解析の概念です。どちらも、財産の流れを追う行為を指す言葉ではありません。

似た響きの用語に引っ張られていませんか。

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この記事を書いた人

第三者委員会報告書を解説するYouTube『監査レンズ』の運営者が、論点ノート・問題・解説を制作しています。
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