代替的なデジタル証拠源の収集
証拠のありかを、端末の外まで数える
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、対象者の端末の外へ証拠のありかを広げていきます。
つながった機械と、手の届かない預け先。その両方を数える見方を身につけていきましょう。
証拠のありかは、対象者の端末から一歩外へ広げて、つながった機器と、手の届かない預け先まで数えます。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、運び出した一台の中だけで探さない、ということなんですね。
机の周りに何がつながっているか、まず見回してみましょう。
この記事で分かること
- プリンターや複合機のように、端末の外へ広がる証拠源の見つけ方
- クラウドの調査が難しくなる、並び立つ三つの要因
- この論点で想定される3つの出題型と、その切り方
代替的なデジタル証拠源の収集(CFE-S2-D05-08)
よくある誤解
単独で示されたら誤りになる説明を、先に並べます。
- 端末を押さえる場面で、つながっているプリンターは中にデータを蓄える仕組みがないから外してよい、という説明
- コピー機やスキャナー、複合機は紙を扱う機械なので、押さえる対象にはならない、という説明
- クラウドの調査が難しくなる理由は、管理の権限を持てないことだけだ(あるいは物理的に近づけないことだけ、専用の手法や道具が整っていないことだけ)、という説明
- 利用者の画面からデータを動かせるなら、保存している装置も押さえられている、という説明
ここでも、上の誤解を並んだ順に見てみましょう。初めの二つは、機械の中に記憶が残るという前提を落としています。
三つ目は、同時に成り立つ困難の要因を一つに絞っています。四つ目は、また別のつまずき方ですね。
画面の上でできることと、装置に手が届くこと。この二つを重ねてしまっているんです。
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