サイバー不正の手口類型

狙われた先と媒体で名前が決まる

オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、サイバー不正の手口の名前が何で決まるのかを整理していきます。

カタカナの名前が次々に出てきて手が止まりやすいところですから、まずは名前を選ぶための物差しを手元に置いておきましょう。

手口の名前は、狙われた先が人の心か仕組みの側かをまず決め、次に、接触の媒体(声かショートメッセージか)、標的を絞ったか、リンクを踏ませずに誘導する仕組みか、で枝を選びます。

この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、名前は二段で決まるということですね。

一段目で狙われたのが人の心か仕組みの側かを分けて、二段目で媒体・標的・誘導の仕組みという枝を選ぶ。この順番だけ体に入れておきましょう。

この記事で分かること

サイバー不正の手口類型(CFE-S1-D18-01)

よくある誤解

まず、単独で示されたら誤りになる記述を並べておきます。どれも、もっともらしく見えるところが厄介なんです。

つまずく理由は、一つではありません。上の箇条書きの一つ目は、狙う先の取り違えです。

探しにいく相手はデータであって、人の心ではないんですね。二つ目は、のぞき見という個別の手口を、人を欺く手口全体の定義に据えています。

三つ目は、突いているのがシステムの穴です。ここで線を越えているんですよ。

四つ目は、動作の取り違えです。すでにある情報を取るのか、当てにいくのかが混ざっています。

五つ目だけは、物差しそのものの取り違えなんです。媒体と誘導の仕組みという、別の軸を重ねてしまっています。

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この記事を書いた人

第三者委員会報告書を解説するYouTube『監査レンズ』の運営者が、論点ノート・問題・解説を制作しています。
難しい論点は、4コマ漫画でも解説しています。

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