証券不正の定義
四つの要素がそろって初めて投資契約です
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、「証券」や「投資契約」という言葉が、どこで線を引かれるのかを見ていきます。
名前の響きや怪しさで決まると思っていると、足をすくわれるところなんですよ。
投資契約かどうかは、四つの要素がすべてそろっているかで決めます。名前の響きや怪しさで決めるのではありません。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、決め手は商品の名前ではなく、誰の働きでもうけが出る仕組みか、ということなんですね。
この記事で分かること
- 「証券」「投資契約」という言葉が、どこで線を引かれるのか
- 証券の不正が成り立つ要素として、共通してよく挙げられる骨組み
- 定義の論点で想定される三つの問われ方と、対で覚える言葉の見分け方
証券不正の定義(CFE-S1-D11-02)
よくある誤解
ここでは、単独で提示されたら誤りになる記述を先に並べます。
- 詐欺のための仕組みなのですから、そもそも証券の規制は当てはまりません
- 退職給付の年金や定額の保険も、将来のお金をつくる商品ですから証券に含まれます
- 投資契約かどうかは、出資・共同の事業・利益の期待のどれか一つが当てはまれば決まります
- 利益の期待とは、お金を出した本人が事業を動かして稼ぐことを見込む状態を指します
- 将来の受け渡しを決める約束は、いずれも権利であって義務ではありません
- お金を出すだけで運営に関わらない立場でも、組合の債務を個人の資産まで負います
一つ目に挙げた記述は、特に引っかかりやすいところですよね。怪しい仕組みだからこそ規制の網に入る、という向きなんです。
いずれも、単独で出てきたら誤りになる記述として置いておきます。
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