キャッシュフロー計算書の構成要素
現金の増減で、利益を外から検算する
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、キャッシュフロー計算書の構成要素を扱います。
活動の区分がいくつなのか、そして何にもとづいて作られる計算書なのか。迷いを生むのは、この2点なんですよ。
現金の増減は、利益という見積りの混じった数字を、外側から検算するための材料なんです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、いくら受け取っていくら払ったのかという事実を使って、利益の数字を突き合わせるということなんですね。
この記事で分かること
- 活動の区分が3つであることと、「調達活動」という言い方の扱い
- 現金の動きから利益を検算するという役割と、そこに出る食い違い
- この論点の出題型2つと、キーワードで所属先を仕分ける手順
会計概念の構成要素(キャッシュフロー計算書 / statement of cash flows components)(CFE-S1-D01-03)
よくある誤解
まず、単独で示されたら誤りになる記述を並べてみますね。
- 活動の区分は、営業・投資・財務・調達の4つだ、という説明
- 発生主義にもとづいて作られる計算書だ、という説明
- ある一時点の資産・負債・純資産の残高を示す計算書だ、という説明
- 損益計算書があるのだから、現金の動きの計算書までは要らない、という結論
並べた誤解の4つ目のように、結論の形をした記述はとくに厄介ですよね。前提の置き方が1か所ずれているだけで、そこから先はきれいに筋が通って見えます。
ここでの分かれ目は2点です。区分の数と、何にもとづいて作られる計算書なのか。
この2点を押さえておきましょう。
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