決済損益
引き算の向きが先、数量は最後
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、デリバティブの取引を終わらせるときの損益計算を見ていきますね。
差金決済の金額をどう出すか、その損益をいつ帳簿に載せるか、そして決済の仕訳をどんな順序で進めるか。この三つが柱になるんです。
差金決済損益は、決済時の価格から約定価格を引いて向きを決め、最後に数量を掛ける
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、金額が合っていても向きが逆なら誤り、ということなんですね。
この記事で分かること
- 差金決済の損益を出す手順と、損益を認識する時点
- 「価格差を出す→向きを決める→数量を掛ける」の三段の固定のしかた
- 照合・検算・承認という決済の順序で、承認が置かれる位置
権利行使・決済損益処理(TR-08-f)
よくある誤解
単独で置かれたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 損益の認識は、代金の受渡しが終わった期まで遅らせて行う
- 差金決済の金額は、約定価格から決済時の市場価格を引いて求める
- 権利を行使するかどうかは、契約を結んだ時点の価格を基準に判断する
- 決済の仕訳は、まず担当者が承認を得てから、契約条件と決済通知を照合する
上に並べた四つのうち、1つ目の記述は時点の後ろずらしです。2つ目の記述は、引き算の向きの反転ですね。
3つ目の記述は、基準となる時点の取り違えです。4つ目の記述は、手続の順序の入れ替えなんですね。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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