ヘッジ方針
守るのがヘッジ、危険の特定が先
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、デリバティブを投機・ヘッジ・裁定のどの狙いで使うのかという区分と、手当ての方針を組み立てるまでの順序を見ていきますね。
扱う業務は、資金分野の「デリバティブ取引」なんです。
損失を防ぐのがヘッジ、リスクを引き受けて収益を狙うのが投機、価格のずれで利ざやを稼ぐのが裁定
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、守りに回るのがヘッジ、攻めに回るのが投機、値段の食い違いを拾うのが裁定、ということなんですね。
この記事で分かること
- 投機・ヘッジ・裁定の見分け方と、ヘッジ方針に書き込む三つの柱
- 危険の所在を特定してから手当てを選ぶ、という順序の押さえ方
- 区分のすり替え・手順の逆転・要件の欠落でつくられる誤りの見抜き方
ヘッジ対象リスクと方針設定(TR-08-a)
よくある誤解
単独で置かれたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 相場が動いて損が出ないように手当てする取引を、裁定と呼ぶ
- 市場ごとの値段のずれを取りにいく取引が、ヘッジにあたる
- 手当ての方針を先に固めてから、本業の取引にどんな危険が潜むかを調べる
- 方針を書面にするときは、管理する値動きの種類と使う商品を書けば足りる
上に並べた四つのうち、1つ目と2つ目の記述は、狙いと呼び名の入れ替えです。3つ目の記述は、手順の逆転ですね。
4つ目の記述は要件の落とし、つまり必要な項目を減らした形なんです。どれも会議の場では通ってしまいそうな言い方ですよね。
ただ、単独の記述として置かれたら誤りなんです。
この続きは、アプリの「テキストで学ぶ」で。
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