決算日のずれと期中の下ごしらえ
締め直すかは、ずれの幅しだい
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、決算日が親会社とずれている子会社をどう扱うのか、そして親会社が期中に行う指導・支援の中身を見ていきますね。
扱う業務は、決算分野の「連結決算」ですよ。
決算日がずれた子会社は、やり直しではなく、差が3か月以内なら正規の決算を基礎にできる
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、確かめるのはやり直すかどうかではなく、ずれの幅のほうだ、ということなんですね。
この記事で分かること
- 決算日が親会社とずれている子会社を、締め直すのか、それとも正規の決算を基礎にできるのか
- 期中の下ごしらえの順番、つまり範囲の確定・処理の前提の統一・内部取引の洗い出し
- 親会社が関係会社に対して行う指導・支援の中身
決算日のずれと期中の下ごしらえ(CL-03-a)
よくある誤解
試験で、その一文だけを読んだときに誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 決算日が親会社と違う子会社は、ずれの大小を問わず、連結決算日に合わせて必ず決算をやり直す
- 子会社の決算体制をどう整えるかは各社の自主的な判断に任せる話で、親会社の指導や支援の範囲には入らない
- グループ内部の取引を先に洗い出してから、連結の対象になる会社の範囲を確かめればよい
いま並べた記述のうち、1つ目は例外を認めない言い切りです。2つ目の記述は、親会社の役割を切り捨てています。
3つ目の記述は、作業を始める起点の取り違えなんですね。どれも実務の会話では通ってしまいそうな言い回しでしょう。
ところが、その一文だけを読んだら誤りなんです。
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