予実差異分析
分母は予算に固定、順序は資料化から
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、予算と実績のずれをどう測り、部門にどの順序で理由を聞くのかを見ていきますね。
分母をどちらに置くかで答えが近い値に割れる、そこが分かれ目なんですよ。
分母はどちらも予算で、分子に実績を置けば達成率、届かなかった差額を置けば差異率
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、割り算の下に置く数は予算のまま動かさず、上に何を置いたかで呼び名が変わる、ということなんですね。
この記事で分かること
- 差異率も達成率も分母を予算に固定し、分子で呼び分ける判定
- 資料化・聞き取り・対応策という手続の順序
- 各月の計画額に季節の偏りなどを織り込む割り付け方
予実差異を測り、部門に理由を聞く順序(CL-01-f)
よくある誤解
先に、誤りになる記述を並べておきますね。どれも、それだけを取り出して示されたら誤りになるものなんです。
- 差異率は、累計の実績を累計の予算で割って求める
- 予算に届かなかった月でも、差異額と差異率は正の数で報告してよい
- 各月の計画額は、年間予算を12で割った金額をそのまま置けばよい
1つ目の記述は、分母の取り違えです。分母とは、割り算で下に置く数、つまり比べる基準の側のことですよ。
2つ目の記述は、符号の反転、プラスとマイナスの向きの逆転ですね。3つ目の記述は、割り付け方の単純化です。
どれも実務の会話では通ってしまいそうではないでしょうか。ところが、単独の記述として出たら誤りなんです。
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