請求検証と消込
確かめる人と払う人を分け、消込は支払日
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、届いた請求書を誰が確かめ、誰が資金を動かし、買掛金をいつ消し込むのかを見ていきますね。
確認から振込まで一人で通してしまったら、どこが困るのでしょうか。
支払統制が効いているかは、確かめる人と振込を実行する人が別か、突合と承認を省いていないかで見分ける
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、確かめる人と資金を動かす人が分かれているか、そして照らし合わせと承認が省かれていないか、この2つで支払の仕組みを見るということですね。
あわせて、債務が消えるのは払った日だと固定しておきましょう。
この記事で分かること
- 購買・会計・出納の役割分担と、買掛金を消し込む日
- 確かめる人と払う人を分ける理由、つまり相互牽制のはたらき
- 請求内容の確認で見る、適格請求書の記載と相手の登録
誰が確かめ、誰が払い、いつ消し込むか(AS-02-e)
よくある誤解
- 購買の担当者が、届いた請求書を確かめ、そのまま振込の実行まで通しで引き受ける
- 会計の担当者は、元帳との照合を飛ばして出納へ支払を回してよい
- 仕入先別元帳への記帳は、請求書が届いた日に行って買掛金を消す
誤解の1つ目は職務が分かれていないこと、2つ目は突合、つまり照らし合わせの省略、3つ目は消込の時点のずれです。
消込とは、要するに、払い終わった買掛金を帳簿から消すことですね。1つ目と2つ目の誤解は手数を省く方向、3つ目は時点をずらす方向の誤りです。
前の2つは牽制、つまりお互いの目で見張るはたらきを弱めます。3つ目は債務の残高を実態からずらすんです。
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