報告書が備えるべき七つの品質特性
詳細は、七つの中に入っていません
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、監査報告書が備えるべき七つの品質特性を見ていきます。
詳しく書くほどいい報告書になる、と考えたくなりますよね。その取り違えのほどき方まで、一緒に確かめていきましょう。
監査報告書の品質特性は七つであり、詳細はそこに含まれず、要点を絞る簡潔とはむしろ衝突します。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、正確・客観的・明確・簡潔・建設的・完全・適時という七つの並びに「詳細」は入っていない、ということですね。
完全というのは「欠けていない」ことであって、「全部載せた」ことではありません。ここが分かれ目ですから、そのまま覚えてみてください。
この記事で分かること
- 監査報告書が備えるべき七つの品質特性と、そこに入っていない言葉
- 完全と詳細の取り違えが、どこで分かれ目になるのか
- この論点に対応する三つの出題型と、その切り方
報告書が備えるべき七つの品質特性(P3-D-01-a)
よくある誤解
まず、報告書の品質として単独で提示されたら誤りになる記述を並べておきます。
単独で提示されたら、というのは、その記述だけを答えに置いたら、という意味ですね。どれも見慣れた行為です。
いくつ並んでいるか、数えながら読んでみてください。
- 詳細であること
- 手元の証拠と経緯と数字を残らず載せること
- 専門用語をそのまま使うこと
- 悪い点だけを洗いざらい列挙すること
四つとも、報告書を作る現場では見慣れた行為ですよね。ところが、備えるべき品質として単独で出ると、四つとも誤りになります。
詳細であることと、残らず載せること。この二つは、そもそも基準が挙げる特性の中に無い言葉です。
専門用語をそのまま使うことと、悪い点だけを並べること。この二つは、挙げられている別の特性を、かえって損なってしまうんです。
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