最終報告を待たずに伝えるのは、何のためか
手遅れになる前に届けるための伝達
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、最終報告を待たずに伝える進行中のコミュニケーション、いわゆる暫定報告を見ていきます。
何のために業務の途中で伝えるのか、目的のところから一緒にほどいていきましょう。
暫定報告が問うのは、伝える中身の作り方ではなく、伝える時点の早さです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、時点は業務の進行中、相手は経営管理者、目的は手遅れになる前に届けること、ということですね。
完了の通知や事前の承認は、ここには入りません。三つの物差しを、頭の中で一列に並べてみてください。
この記事で分かること
- 暫定報告を見分ける、時点・相手・目的という三つの物差し
- 完了の通知や事前の承認が、なぜ目的として置けないのか
- この論点に対応する三つの出題型と、その切り方
最終報告を待たずに伝えるのは、何のためか(P3-D-01-e)
よくある誤解
この論点では、目的として単独で提示されたら誤りになる記述を並べます。
- 監査業務が公式に完了したという通知
- 草案について監査対象部門から事前の承認を取り付けること
- 作業がすべて終わったことを監査委員会に対して証明すること
三つとも、伝える時点は業務の途中に置いています。ところが目的だけを、完了・承認・証明という最終段階の用事にすり替えているんですね。
完了の通知と、作業が終わったことの証明。この二つは、まだ作業が続いているという前提と噛み合いません。
事前の承認を取り付けることは、そもそも目的としては置けないんです。
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