もう一歩問う好奇心
説明で止めず、もう一歩問う
オーディットコア・ハブのアキラです。この記事では、内部監査人に求められる好奇心を取り上げます。
受け身の行動を好奇心と呼んでしまう取り違えと、職業的懐疑心との違いを、順番に整理していきますね。
好奇心は、疑うことでも、正確にこなすことでもなく、表面的な説明で止めずに根本原因と背景まで問いを重ねる前向きな姿勢です。
この一文が、今回の暗記対象なんです。ひとことで言えば、表面的な説明で満足せず、掘り下げて学び続ける構えということですね。
疑うことと、探しに行くこと。似ているようで、別の動きですよ。
この記事で分かること
- 知的好奇心は、グローバル内部監査基準(GIAS: Global Internal Audit Standards)のドメインII 原則3「専門的能力の発揮」に関わります。
基準3.1で、考慮すべき事項として挙がるんです。それが基準3.2「継続的な専門的能力の開発」とどうつながっているか - 好奇心と職業的懐疑心が、向かう先でどう分かれるのか
- 定義・目的型・近接概念の比較型・事例適用型という、三つの問われ方があります。そこで正しそうに見える記述を落としていくときの、比較の軸
もう一歩問う好奇心(P1-B-04-g)
よくある誤解
好奇心を示す行動として単独で出されたら誤りになる記述を、先に並べておきますね。
- 効率を優先し、過去の監査で確立された結論をそのまま踏襲する
- 対象部門の説明を受け入れ、追加の確認は最小限にとどめる
- 与えられた手続を所定の範囲で正確に実施し、それ以上の探求は控える
三つとも、業務としては責められない行動ですよね。ところが、どれも受け身です。
受け身の姿勢を、好奇心と呼んでしまうんです。それが、この論点で最も多い取り違えになります。
もう一つ、好奇心を「提示された説明を疑ってかかること」へ縮めて読むのも、方向がずれるんです。
疑うことと、探しに行くことは、似ているようで別の動きになります。三つの記述はどれも、次の問いを立てないまま作業を閉じている点で共通しています。
ここ、見落としやすいところですよ。
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