反対尋問の考慮事項と技法
態度で戦わず内容で答え続ける
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、反対尋問で尋ねる側が何を狙ってくるのか、そして証人の側にできることと踏み越えになる行いを整理していきましょう。
ここで証人がやってよいことは、思っているよりずっと少ないんですね。
この場面の分かれ目は、手続に働きかける役が代理人の側だけに置かれていて、証人の側には内容で答え続ける役しか残されていないことです。
この一文が、今回の暗記対象なんです。要するに、態度で戦わず、内容で答え続ける。
それが証人の持ち場ということなんですね。
この記事で分かること
- 反対尋問で尋ねる側が狙っている三つのことと、信用を削る技法
- 証人にできる対応と、踏み越えになる行いの線引き
- 目的の取り違え・役割の踏み越え・技法の名前という三つの問われ方
反対尋問の考慮事項と技法(CFE-S2-D16-04)
よくある誤解
この論点では、単独で置かれたら誤りになる記述から始めます。
- 反対尋問は、証言の中身について新しい情報を集めるために行われる
- 質問が込み入っていたら、証人が自分で異議を申し立てればよい
- 答えにくい質問は、自分の得意な領域へ話を移して答えればよい
- 質問が複雑すぎるときは、証人が裁判所に休廷を求めるのが適切だ
- 威圧的に迫られたら、椅子を引いて距離を取ってから答えるのがよい
それぞれ、つまずく場所が違うんです。一つ目は、反対尋問の目的そのものの取り違えですね。
二つ目は、手続を動かす役を証人が引き取ってしまう踏み越えです。三つ目は、質問に向き合わない不誠実な対応。
四つ目も、二つ目と同じ踏み越えなんですよ。そして五つ目は、行為としては穏やかに見えます。
それでも威圧に反応してしまっている点が引っかかるんです。
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