消費者不正・詐欺の手口類型
名前ではなく、お金が動いた時点で見分ける
オーディットコア・ハブのアキラです。
この記事では、消費者詐欺の手口が信用詐欺や電話勧誘型、ポンジー・スキームといったどの区切りで並ぶのかを見ていきます。
手口の名前がとにかく多いところですよね。ですから、覚え方のほうを先に決めておきましょう。
手口の名前は結果であって手掛かりではなく、誰が何を口実にして、どの段階でお金を先に出させたかで類型の大枠を見分けます。電話勧誘型のように、使った手段で切る類型もあります。
この一文が、今回の暗記対象なんです。
ひとことで言えば、手口の名前を先に思い出すのではなく、お金が動いた時点と、その口実が何の対価として語られたかを見る、ということなんですね。
この記事で分かること
- 消費者詐欺の手口が、どういう区切りで整理されているか
- 信用詐欺の箱に入る手口と、電話勧誘型のように手段で切る類型との違い
- 出題の型を、事例の当てはめ・階層のすり替え・言い切りの検算という3つの軸で読む方法
消費者不正・詐欺の手口類型(CFE-S1-D15-01)
よくある誤解
先に、その一つだけを示されたら誤りになる読み方を並べておきますね。
- 信用詐欺で狙われやすいのは、判断に複数の目が入る組織のほうだ、という読み方。
- 前払い金だけを取る手口や、債務整理を装う手口、価値のない学位を売る手口は、信用詐欺とは別の箱に入る、という読み方。
- 貸した側と話をつけて、返せる見込みに合った計画をまとめる作業も、債務整理を装う詐欺の一部だ、という読み方。
- 手付け金詐欺と、商品の広告や発送の経路を悪用する詐欺は、同じものとして扱ってよい、という読み方。
- ポンジー・スキームとマルチ商法は同じ言葉で説明してよい、という読み方。
つまずいている場所は、一つずつ違います。誤解の一つ目(狙われる相手)は、狙われる側の取り違えです。
二つ目(手口の置き場所)は、同じ箱に入る手口を外へ押し出したものです。三つ目(返済計画をまとめる作業)は、どうでしょうか。
正当な仕事まで詐欺に数えたものですね。四つ目(手付け金詐欺と広告・発送型)は、響きの近い別の手口と重ねたものです。
そして五つ目(ポンジー・スキームとマルチ商法)は、売り込み方の違いを見落としたものなんですね。
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